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【5人制女子 / 予選ラウンド第3戦 大会レポート】日本102-83ナイジェリア:45年ぶりの100点ゲームで快勝し、予選ラウンド突破。町田瑠唯選手は15アシストで大会記録タイ

2021年8月2日

 東京2020オリンピックは10日目、女子予選ラウンドの最終戦を迎えました。AKATSUKI FIVE 女子日本代表はナイジェリアと対戦。序盤は、想定外のゾーンディフェンスに苦しみましたが、高確率で決めた3ポイントシュートから流れを呼び寄せ、102-83で快勝。1976年モントリオール大会で地元カナダに121-89という結果以来、45年ぶりの100点ゲームでの勝利となります。

 通算2勝1敗で終えた日本は全勝したアメリカに続き、グループB 2位で決勝トーナメント進出を決めました。8月4日(水)に行われる準々決勝の相手や試合時間については、本日全ての試合終了後に行われる組み合わせ抽選会にて決定します。

 20分間の出場で、次々とアシストを決めた町田瑠唯選手。15本は、オリンピックでの1試合最高アシスト数に並ぶ記録です。その記録についての事前情報はなく、トム・ホーバスヘッドコーチは「もう少し試合に出せば良かったです」と悔やんでいました。町田選手自身は、「アシスト数は気にしていませんでした」と言います。この記録に対し、「まわりの選手が走ったり、良いスペースに動いてくれたことで、アシストの数がついてきます」と町田選手はチームメイトに感謝していました。試合を重ねるごとにチームプレーも向上しており、今後の試合での記録更新に期待が高まります。

 1勝1敗で迎えたナイジェリア戦に勝つことが、決勝トーナメント進出への最低条件でした。万が一負けても、得失点差により3位通過の可能性もありますが、「今日からすでに負けたら終わる戦いがはじまっていたと思っています」と赤穂ひまわり選手は気合いを込めて臨みます。予選ラウンドでの2戦を通じ、「リバウンドとディフェンスでは手応えを感じていましたが、得点が取れていませんでした」と課題点を挙げました。それを踏まえたこの試合では、積極的にゴールへ向かっていったことで12点を挙げる活躍を見せます。

 11本中7本を成功させ、64%の高確率で3ポイントシュートを決め、チームを勢いづけた林咲希選手は23点をマーク。町田選手らガード陣だけではなく、「赤穂選手が積極的にドライブを仕掛けてスペースを作り、ノーマークだったのでパスをもらってあとは打つだけでした」というコンビプレーも冴えていました。前回のアメリカ戦が刺激となり、「激しいプレッシャーの中であってもシュートを決めきっていました」というプレーを参考にし、技術ではなく強い気持ちでシュートを打ったことがこの活躍につながっています。同じく宮澤夕貴選手は5本、三好南穂選手もようやく決め、シューター陣の活躍が決勝トーナメントを勝ち進むためにもカギを握ります。

 アメリカ戦に敗れた後、「出だしで絶対に負けないことや、シュートは思い切って打ち続ける気持ちが大事です。今日はシューター陣が打ち続けたことで、良いリズムで決めてくれました」髙田真希選手は言い、日本のスタイルが試合を重ねるごとに確立されています。その要因について、「一人ひとりに役割がありますが、それを選手全員が分かってプレーできています。12人全員がコートに立ったときに、その役割を果たせています。また、ディフェンスで起動力を出せた時こそ自分たちのバスケットが通用し、どこが相手でも勝てるという自信をみんなが持って戦えています」と続け、良い流れのまま決勝トーナメントへ向かいます。

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