【5人制女子 / 決勝トーナメント 準々決勝】ホームで負けなしのベルギーを相手に、明日8月4日(水)17:20よりベスト4を懸けて対戦
2021年8月3日
AKATSUKI FIVE 女子日本代表は準々決勝でベルギーと対戦します。勝てば歴代最高位の記録を更新し、勝たなければ目標とする金メダルにも届きません。負けられない一戦は、明日8月4日(水)17:20よりTIP-OFF。gorin.jpでのライブ配信、テレビ東京で生中継、またNHK BS1では22:50〜翌4:00の間に録画放送がそれぞれ予定されています。
トム・ホーバスヘッドコーチ率いる女子日本代表とベルギーの対戦は、2018年FIBA 女子ワールドカップで延長の末に77-75で勝利してから5度あります。2020年2月にはベルギーでFIBA 女子オリンピック世界予選が開催され、そのときは84-92で敗れており、公式戦は1勝1敗です。その2試合に出場した大半が、東京2020オリンピックで活躍している選手たちです。公式戦以外にも、日本での強化試合のために2度来日し(2019年/2021年)、3試合を戦っていずれも勝利しており、ホームでは負けてません。直近となる今年7月15日に84-76で勝利したのは、記憶に新しいことでしょう。
2018年の女子FIBAワールドカップでは髙田真希選手が26点、宮澤夕貴選手は3ポイントシュートを5本決めて21点と活躍。FIBA 女子オリンピック世界予選では敗れましたが、林咲希選手が8本の3ポイントシュートを決め、怒濤の追い上げを見せました。昨日のナイジェリア戦でも活躍した選手たちであり、準々決勝でもキープレーヤーとして期待されます。
対するベルギーのエースは、#11エマ・ミースマン選手。今大会トップとなる平均27.3点(8月2日現在)を記録し、リバウンドでも平均10.3本は2位。今年7月の強化試合では30点を奪われており、ミースマン選手をどう抑えるかがポイントとなります。
7月の強化試合で対戦したときのベルギーは、来日したばかりでコンディションは上がっていなかったはずです。予選ラウンドでは中国に敗れましたが、それでも強さを発揮しています。しかし、日本も半月前まで宮澤選手や林選手はケガから復帰したばかりであり、経験浅い選手たちもまだまだ半信半疑でプレーしていました。しかし、このオリンピックの真剣勝負を経て、たった3試合でも大きく成長しています。髙田選手もそれを実感しており、これからの戦いを楽しみにしています。
「大会がはじまる前までは正直不安もありました。でも、今はそれをかき消すくらい毎試合みんなが思いっきり戦ってくれています。ゲームの中で指示を出すことはありますが、そこまで多くのことを言わなくてもそれぞれが役割を果たしてくれています。成長を感じるとともに、頼もしいと思える仲間たちです」